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充実した入院生活


 ギター協会も発足20周年を終え、1年に2回のコンサートを何とかこなしてきました。メンバー全員によるギター合奏を40回、毎回プログラムを変えて演奏してきたことになります。実はこれが思いの外大変で、私は未だに選曲、楽器編成、編曲等で悩まされ続けています。

 まず選曲についてお話しますが、ギター合奏に適していると思われる曲がそう簡単には見つかりません。やっと候補曲が見つかると、今度は楽器編成上、調子(いわゆるキー)が問題となります。ギターで演奏するには#(シャープ)4個、♭(フラット)3個が限度のようです。無理矢理この範囲に移調させたとしても、いざ出来上がった曲は妙にキーが低くなったり高くなったりと原曲とは印象の違った曲になってしまい、結構厄介なのです。

 これらをクリアして初めて編曲に入りますが、今度はギターのテクニック上の問題が生じてきます。ほぼ完成に近づいた時、自分なりに演奏してみるのですが、私が演奏出来たとしても、他のメンバーが必ずしも演奏出来るとは限りません。そこでメンバーの技量に合わせて調整して完成させます。最後に実際にメンバー達に演奏してもらうことになりますが、原曲の響きは何処へやら、全く違った曲になってしまうことも少なくありません(まあ仕方が無いか。私の腕ではこんなもんなのかなあ・・) 
 
 実は私はここ2年ほど間に2回、2週間ばかり入院致しました。この時はこれ幸いと病室にノートパソコンを持ち込み、ひたすら編曲作業に専念致しました。私たちの合奏曲が完成するのは、病院のスタッフのみなさんのおかげかも知れません。今だから言いますが、入院中に病院を抜け出して、合奏の練習に駆けつけたことがありました。看護婦さん、ごめんね。自宅ではタバコ(現在、一応禁煙中なのですが・・)をふかし、コーヒーを飲みながらの作業ですが、病院ではそうは行きません。大腸検査の時などは、下剤をコーヒー代わりに側におき、パソコンとトイレの往復でしたが、おかげで(通じのよい)結構きれいな曲に仕上がったような気が・・

結論:病院は編曲作業には最適の環境です。静かだし、若い看護婦さんはニコッと笑ってくれるし、時間はあるし、疲れればすぐそばにベットがあるし・・。強いて欠点をあげるとすれば、パソコン操作中に点滴のラインが身体にまとわりついて邪魔なくらいでしょうか。